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【注意喚起】熱中症対策について
2025/04/24情報発信

東京消防庁より、都民に対する熱中症に係る注意喚起がされました。
1.熱中症に注意!
熱中症とは、暑い環境下で体温調節がうまくいかなくなり、体内の水分や塩分のバランスが崩れることで発生する健康障害です。
- 高温多湿な環境での長時間の活動や滞在。
- 水分補給不足や塩分不足。
- 体温調節機能の低下(高齢者や子供は特に注意)
これらが原因で体内に熱がこもり、めまい、吐き気、頭痛など様々な症状を引き起こします。
そのさまざまな症状の総称を「熱中症」といいます。
症状には「軽度」「中度」「重度」と段階があります。
- 軽度:めまい、頭痛、筋肉のけいれん、倦怠感
- 中度:吐き気、嘔吐、意識障害
- 重度:意識喪失、けいれん、臓器障害
重症化すると命の危険を伴うものですので、熱中症について正しい知識を身につけて体調の変化に気をつけるとともに、 周囲にも気を配り、 熱中症による健康被害を防ぎましょう。
近年、異常気象などの影響で6月頃から気温が上昇することもあり、消防庁の統計資料によると令和6年度救急搬送人員は過去最多となる7,993人と救助要請も年々増加しています。
気温上昇は今後も続く可能性が高いため、熱中症対策を徹底することが重要です。
2.熱中症の対策
では、どのように対策すればよいのでしょうか?
こまめに水分補給をする(塩分も適度に摂取)
喉が渇く前に、こまめに水分補給をすることが重要です。
身体を暑さに慣らす
体を暑さに慣らすことを「暑熱順化」と言います。日頃からウォーキングなど運動をすることで、汗をかく習慣を身につけ、暑さに強い体づくりをすることも予防になります。
暑い時間帯の外出を避ける
外出する場合は帽子や日傘を着用し、涼しい服装や日陰でのこまめな休憩を心がけましょう。
特に、子供は大人よりも地面に近く高温環境にさらされているため、体調の変化に気を付けなければなりません。
エアコンや扇風機を活用して室内を涼しく保つ
室内でも熱中症になります。
換気不足による高温多湿な環境や、室内にいることで水分補給を怠りやすいことが原因として挙げられます。特に高齢者の方は体温調節機能が低下しているため注意が必要です。
夜間、寝ている間に熱中症になる「夜間熱中症」が発生することもあります。
3.熱中症の応急手当
熱中症が疑われた場合、早急な対応が必要です。
①意識の有無を確認する
呼びかけに応えない場合や、中度以上の症状(意識障害、嘔吐、けいれんなど)がある場合は、すぐに救急車を呼びましょう。重度の場合は一刻も早く医療機関へ搬送しましょう。
②涼しい場所へ移動し、衣類を緩めて体を冷やす(ベルトやネクタイなど締め付けるものは外す)
冷たいタオルや保冷剤を使い、首、脇の下、太ももの付け根など大きな血管が通る部分を冷やします。可能であれば、体全体を冷水で濡らしたタオルで拭くと良いです。
③水分と塩分を補給する
意識がある場合は、冷たい水やスポーツドリンクを少しずつ飲ませましょう。塩分を含む飲料(経口補水液など)が効果的です。意識がない場合は無理に飲ませないようにしましょう。
④そのまま安静にする
無理に体を動かさず、横になり足を少し高くして血流を促します。
症状が良くなっていない場合は速やかに医療機関へ行きましょう。
熱中症は早めの予防と対処が重要です。こまめな水分補給、涼しい環境の確保、適切な服装などを心がけ、症状が出る前に対策を取ることが大切です。
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2025年4月24日
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